亀山駅でテロ対策訓練 刺股や盾で取り押さえ実演 三重

【亀山署員らが実演した「テロ対策訓練」=亀山市御幸町のJR亀山駅で】

【亀山】三重県の亀山署と県警地域課鉄道警察隊、JR東海は2日、亀山市御幸町のJR亀山駅構内でテロ対策訓練を実施した。3機関から計19人が参加した。

同訓練はテロ対策亀山パートナーシップの一環。同パートナーシップは伊勢志摩サミットの開催を機に「テロを許さない社会・地域づくり」を基本理念として官民一体で発足した。同市と同署、自治会連合会、亀山商議所など13団体で構成している。

10月31日に東京都調布市の京王線の電車内で発生した刃物を持った男性による刺傷事件を踏まえ、同駅構内で刃物を持った不審者役を同署員3人が刺股と盾を使い取り押さえるまでを実演した。

中森正博駅長は「駅員には、乗降客やその場に居合わせた人らを誘導し、身の安全を確保し、同時に警察に通報するよう指示している」と話した。

同署地域課の吉永文男課長は「駅員の皆さんが目撃者から断片的でもいいので、不審者の情報を集めて警察に伝えることで、逮捕につながる」と述べ、「刺股や盾の使い方も学んでください」と講評した。