財調積み立て失念で職員処分 知事定例会見 三重

一見勝之三重県知事は1日の定例記者会見で、財政調整基金(財調)への積み立てを失念した問題に絡んで職員1人を処分したことを明らかにした。懲戒処分ではないが、県は公表の是非を検討している。

行財政改革推進課によると、県が定める職員の処分に関する公表基準は公表の対象を戒告以上の懲戒処分に限っているため、現段階で今回の処分を受けた職員の所属や処分の内容などは公表していない。

この日の会見で公表の可否について問われた一見知事は「大きな事案だと考えていることから、公表の必要性について検討したい」と述べた。処分については「前例などを踏まえて納得した」と語った。

問題を巡っては、財政課が令和2年度一般会計予算に計上していた県税収入の一部に当たる約41億円を財調に積み立てるための作業を失念。事業に支出する必要がない「不用額」として処理された。