国体弁当箱、給食に活用 鈴鹿市内の小中学生ら 「おいしく感じた」 三重

【国体弁当箱で市産食材を使った給食を食べる児童ら=鈴鹿市神戸2丁目の市立神戸小学校で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の市制記念日となる1日、三重とこわか国体・三重とこわか大会鈴鹿市実行委員会(会長・末松則子市長)は、中止となった同国体・大会で使用予定だった弁当箱を活用した学校給食を実施。市内公立小中学校の児童生徒約1万7200人が、市産食材を多めに使った献立を国体弁当箱に移した給食を食べた。

同国体・大会の中止に伴い使用できなくなった容器を使って、子どもたちがスポーツへの関心を高めるきっかけにつなげるのが狙い。

紙製の弁当箱は、市の観光スポットや特産品をあしらったオリジナルデザイン。協賛品として同市国府町の食品包装資材販売業スズカ未来(末松正裕社長)が、選手や競技役員らの弁当用に2万4千個を提供した。

同市神戸二丁目の市立神戸小学校(梅本秀明校長、608人)は、市の郷土料理鶏めしや、鈴鹿のお茶うどんなど6品を提供。2年3組の教室では会場に設置予定だった手作りの応援のぼり旗を壁に貼るなどして雰囲気を盛り上げ、配膳された給食を児童らが自席で弁当箱に移し替えて食べた。

そのほか、末松市長や市内トップアスリート選手からのビデオメッセージの上映もあった。

梅本校長は「子どもたちは事前に国体の勉強をして開催を楽しみにしていたので、いい試みだと思う」と話していた。