有効求人倍率1.28倍 県内10月 半年ぶり前月下回る 三重

三重労働局は30日、10月の県内有効求人倍率(季節調整値)が前月を0・01ポイント下回り、1・28倍となったと発表した。県内の有効求人倍率が前月を下回るのは今年4月以来、6カ月ぶりとなる。

有効求人倍率の全国順位は前月から2つ下げて23位。同局は雇用情勢について「一部に持ち直しの動きがみられるものの、新型コロナが雇用に与える影響に注意する必要がある」と6カ月連続で判断した。

有効求人数は、前月比1・4%(416人)増の3万1080人、有効求職者数は2・2%(532人)増の2万4366人だった。新規求人倍率は2・03倍で、前月を0・09ポイント上回った。

産業別の新規求人は11業種のうち6業種で前年同月を上回った。製造業は前年同月比53・8%(631人)増と大幅に上昇した一方、宿泊・飲食サービス業は15・2%(195人)減と大きく低下した。

西田和史局長は「求職は緊急事態宣言が明けてから高齢者を中心に活発化しているが、求人はコロナ禍前の水準に戻っていない。宿泊業や飲食業の求人は、しばらく慎重な動きが続くだろう」と話している。