
三重トヨペット(津市、井上喜晴社長)がトヨタ自動車と共同で行う「第46回トヨペットふれあいグリーンキャンペーン」の苗木贈呈式が30日、三重県伊賀市四十九町の県伊賀庁舎であり、県伊賀庁舎へ三重サツキの苗木113本が寄贈された。
同キャンペーンは、三重トヨペットがトヨタ自動車と共同で人と人とのふれあいのある豊かなまちづくりを目指した社会貢献活動として、日本緑化推進機構の協賛を受けて昭和51年から毎年実施。
今回、三重トヨペットは県を通じて希望があった県施設や市町、学校など6ヵ所に218本の苗木を寄贈。県伊賀庁舎は低木で花が楽しめる県の特産物「三重サツキ」を希望し、寄贈された113本の苗木は玄関周辺や来場者駐車場周辺に植えられる。
寄贈式で、同社の川喜田久会長は「カーボンニュートラルを実現するためにはCO2排出量を減らすことだけではなく、森林など緑によるCO2吸収量を増やすことも考えないといけない。サツキも十分生かし、育ててほしい」とあいさつ。
中嶋中県伊賀地域防災総合事務所長は「三重サツキは大切に育てさせていただき、庁舎の緑化を進めていきたい。」と感謝した。川喜田会長から中嶋所長に三重サツキの苗木が手渡された後、2人は庁舎玄関横のスペースで記念植樹を行った。