交通弱者の事故防止 年末の安全運動 鳥羽署で出動式 三重

【交通安全啓発に向けて出発するパトカー=鳥羽署で】

【鳥羽】三重県鳥羽市の同署で30日、年末の交通安全県民運動(12月1―10日)に併せた出動式があり、警察や鳥羽、志摩市の交通安全協会関係者ら約50人が交通安全に向けた意識啓発を図った。

人の集まる機会の多い年末年始シーズンに向けて、子どもと高齢者の事故防止▽横断歩道の歩行者優先の徹底▽シートベルトとチャイルドシート着用の徹底▽飲酒運転の根絶―の4点を重点目標に、取締りや安全意識の啓発に取り組む。

同署管内では29日現在、75件(前年同期比7件増)の人身事故が発生。死亡事故数は4件(同1件減)だが、死者数は5人で前年と同数に達している。

松尾敦志署長は出動式で、「歩行者や自転車利用者などの交通弱者や高齢者の事故も続いている。事故防止に向けて官民一体の取り組みをつなげる絶好の機会として1件でも事故防止を図りたい」と呼び掛けた。中村欣一郎鳥羽市長、橋爪政吉志摩市長も参列し、それぞれ啓発を呼び掛けた。

式では、地元高校を代表して鳥羽商船高専の生徒が交通安全宣言を宣誓。その後、車両10台がパトロールに出発した。