新型コロナ3回目ワクチン 来年3月までに61万回分 三重

【県がワクチン供給の見通しを報告した感染症対策協議会=県津庁舎で】

三重県は29日夜の新型コロナウイルス感染症対策協議会で、約61万回分の3回目接種向けワクチンが12月から来年3月にかけて県内に供給されるとの見通しを報告した。総量としては「充足している」としつつ、ファイザー製が不足する可能性があると指摘。「国の動向を踏まえて対応を検討する」としている。

県によると、供給されるワクチンの内訳は、モデルナ製が24万8700回分、ファイザー製が36万2700回分。モデルナ製は来年1月下旬から、ファイザー製は12月から供給される見通し。

一方、これらのワクチンが供給される時期に3回目接種の対象となる県民のうち2回目までの接種がモデルナ製だった県民は1万5千人程度にとどまるが、ファイザー製だった県民は約58万4千人に上る。

県の担当者は「多くの接種対象者がファイザー製を希望すれば不足が想定される」と説明。過去に接種したワクチンと異なる製品を使う「交差接種」に対する国の見解を踏まえて対応を検討する考えを示した。

また、一見勝之知事は冒頭のあいさつで、新たな変異株「オミクロン株」について「仮に強力であっても皆さんのおかげで武器はある」と述べ、病床確保をはじめとする感染拡大時の協力を出席者に依頼した。