国体代表から柔道学ぶ 三重とこわかフェスで90人 原沢、実演交え解説 三重

【中高生を前に技の手本を見せる原沢久喜選手=鈴鹿市武道館で】

三重県柔道協会は28日、鈴鹿市江島台の鈴鹿市武道館で「三重とこわか柔道フェスティバル」を開いた。幼児から大人までの約90人が、今年秋開催予定だった三重とこわか国体三重県代表たちから柔道の基本を学び、柔道の魅力に触れた。

中高生向けの部では永山竜樹(了徳寺大職員三重出張所)土井健史(県スポーツ協会)中川裕喜(名張高教員)原沢久喜(百五銀行)山本考一(京都刑務所)の成年男子代表が勢ぞろい。東京五輪100キロ超級代表の原沢選手が大学生に内股をかけながら解説するなど、それぞれの得意技について実演を交えて教えた。

互いに自由に技を掛け合う「乱取り」の時間も設け、国体県代表らも中高生たちに胸を貸した。男子60キロ級で今年のグランドスラム(GS)タシケント大会金メダルの永山選手に挑んだ中学2年の和田広暉君は「(永山選手は)とても力が強く、動かすことも出来なかった」と舌を巻いていた。

三重国体は新型コロナウイルスの影響で開催中止となったが、競技以外で地域に還元できることはないかと協会の有志が企画した。原沢選手は「優勝を狙える選手がそろっていたので三重国体の中止は残念だった。自分に何ができるのか考えていたので、少しでも役に立つことがあればと思い参加した」と話していた。