鈴鹿医療科学大 医療福祉現場をVR体験 作業療法専攻1年生 三重

【VRで病院を見学する学生ら=鈴鹿市岸岡町の鈴鹿医療科学大学で】

【鈴鹿市】鈴鹿医療科学大学(三重県鈴鹿市岸岡町)で26日、VR(バーチャルリアリティー)を活用した体験実習があり、保健衛生学部リハビリテーション学科作業療法学専攻の1年生38人が受講した。

実習は、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた早期体験実習の代替として実施。医療福祉の現場を視覚的に体験してもらい、学生らのやる気を高めるのが目的。

学生らは、VRゴーグルを着用し、バーチャル映像として映った県内3病院(同大付属桜の森病院、鈴鹿厚生病院、小山田記念温泉病院)の施設を見学。同専攻の野口佑太助教の説明を受けながら、設備や機器を見渡した。

実習を受けた1年生の小林海凪さんは「実際に病院に行ったような体験ができた。この先、実習に行く具体的なイメージをもつことができ、楽しく学べて有意義な授業だった」と話した。

同大の豊田長康学長は「現場の実習が難しい中、VRを使って学生が実際に近い体験ができることは有意義。コロナが収まった後も教育のデジタル化として進めていきたい」と話した。

また、同専攻の美和千尋教授は「作業療法士が活躍する現場を学生が視覚的に体験できたことで、今後の学習へのモチベーションにもつながる」、野口助教は「各施設の環境や役割を理解し、医療従事者になるという目標を明確にしてほしい」とそれぞれ期待していた。