県議会議長会見 財調積み立て失念問題 「不信感を与えかねない」 三重

青木謙順三重県議会議長は24日の定例記者会見で、県が財政調整基金(財調)への積み立てを失念した問題について「不信感を与えかねない」と指摘しつつ、再発防止などは要請しない考えを示した。

青木議長は財調に関する事務処理ミスについて「適正な予算執行がなされなかったことは残念。見方によっては県民に不信感を与えかねない。執行部には再発防止に取り組んでもらいたい」と述べた。

一方、この問題を受けた県議会の対応を問われた青木議長は「予算決算常任委員会の分科会で質疑応答などがあり、本会議でも決算を認定した。あえて正副議長から何かをすることはない」と語った。

同じく稲垣昭義副議長も「議長が述べたように残念に思う」としつつ「常任委でも質疑応答がなされ、22日の本会議で決算は認定された。しっかりと議論していただいたと思っている」と述べた。

問題を巡っては、財政課が令和2年度一般会計予算に計上していた県税収入の一部に当たる約41億円を翌年度に繰り越す事務作業を忘れ、事業に支出する必要がない「不用額」として処理された。