亀山 鈴鹿高生らネコギギ放流 絶滅危惧類、鈴鹿側水系に 三重

【ネコギギの成魚と稚魚を放流する部員ら=亀山市内の鈴鹿川水系で】

【亀山】国の天然記念物で絶滅危惧類の淡水魚ネコギギの生息域外保全に取り組む、三重県の鈴鹿高校自然科学部と鈴鹿中等教育学校科学部は20日夜、亀山市内の鈴鹿川水系に成魚6匹と稚魚53匹を放流した。

同校自然科学部は平成19年度から、鈴鹿川水系に生息するネコギギ(ナマズ目ギギ科)の生育観察を始め、成魚を捕獲して同校の水槽で産卵、ふ化させ、稚魚や成魚を放流している。

両科学部員11人と西飯信一郎顧問、亀山市職員ら計14人が3カ所に分かれて、ネコギギが川の水になじむよう、ネコギギを入れた水槽を川に約2時間入れる「川慣し」をした後、日没後、1匹ずつ丁寧に放流した。

自然科学部2年生の新田深水部長(17)は「学校で飼育してきたネコギギを放流するのはさみしいが、川の環境に慣れて長生きしてほしい」と話していた。