鳥羽のホテルで避難訓練 地震で火災想定

【逃げ遅れた人をはしご車で救出する訓練=鳥羽市安楽島町の鳥羽ビューホテル花真珠で】

【鳥羽】三重県鳥羽市安楽島町の鳥羽ビューホテル花真珠で19日、地震による火災を想定した鳥羽旅館組合の合同避難防災訓練があった。組合に加盟する28の宿泊施設から約120人が参加し、万が一に備えて避難誘導や初期消火の手順を確認した。

訓練は市消防本部の協力の下、毎年この時期に開催。今回は地震によって5階の客室から出火し、負傷者が出たとの想定で行われた。

火災報知器が鳴ると従業員が客室に駆け付け、消防への通報と初期消火にあたった。宿泊客役の参加者らは従業員の誘導に従い、建物の外に避難。消防隊員らは重傷者を救急車で搬送し、逃げ遅れた軽傷者をはしご車で救出した。消火器の取り扱い訓練や心肺蘇生法についての講話もあった。

同組合の吉田一喜理事長は「お客さまに安心して鳥羽に来てもらえるように毎年訓練を行い、従業員の防災意識を高めていきたい」、家田幹根消防長は「毎年訓練を継続することに意義があるし、日頃の心構えも重要」と話した。