列車内テロ想定し合同訓練 名張署と近鉄 三重

【液体処理の訓練をするNBCテロ対策部隊=名張市平尾で】

【名張】三重県警名張署と近畿日本鉄道は18日、テロ対策訓練を合同で実施し、関係者約50人が参加した。

訓練は、列車(4両編成)が桔梗が丘―名張駅間を走行中、刃物や液体のような物を持っている男を乗客が見つけ、車内通報装置を押してから列車が緊急停止する想定で実施した。

訓練では、署員らが盾を使い、暴れる犯人を押さえ込んで刃物を取り上げた。近鉄職員が乗客を線路上に避難誘導し、通報を受け駆けつけた消防隊員が、足を負傷したり、気分が悪くなったりした乗客を救護した。機動隊のNBCテロ対策部隊が液体を処理する訓練もした。

名張署の高田洋平警備課長は「実際に発生した場合に各機関が対応すべきことが確認ができた」と訓練を振り返り、「不審者や不審物などを発見した場合、近寄ったり触ったりせず警察への通報をお願いする」と呼び掛けた。