児童虐待事件で児相の保護解除は「適切だった」 知事会見 三重

三重県鈴鹿市でペルー国籍の父親(27)が小学2年の長男(7つ)を椅子で殴るなどして傷害の疑いで今月17日に逮捕された事件で、一見勝之知事は19日の定例記者会見で、鈴鹿児童相談所(鈴鹿市)による一時保護解除は「適切だった」と述べた。傷害事件は保護解除後に起こった。

県によると、長男は6月にも父親から暴行を受けたとして、児相に一時保護されていた。児相は約1カ月ほど保護していたが、父親が暴力を振るわないことを約束し、長男も帰宅を希望したことなどから、保護を解除した。

一見知事は「父親の約束が履行されなかったのは残念だが、一時保護の解除は適切に行われた」と説明。「今回の事案を分析することで、子どもの気持ちがあったとしても解除していいか検討すべき」と述べた。

会社員のベネガス・ペレス・ジュリオ・ヤイル容疑者は10月6日に自宅で長男の顔を椅子で殴ったとして、鈴鹿署に今月17日、傷害の疑いで逮捕された。「椅子を投げたら顔に当たってしまった」と容疑を否認している。