しょんがい音頭と祭り、保存会50年のあゆみ 松阪市文化財センターで展示 三重

【復元屋台を展示する「しょんがい音頭と踊り保存会50年のあゆみ展」=松阪市外五曲町の市文化財センターで】

【松阪】「松阪しょんがい音頭と踊り保存会」(奥村義治会長)は19日、三重県松阪市外五曲町の同市文化財センター第1ギャラリーで同会の「50年のあゆみ展」を始めた。会期は同21日まで。入場無料。

しょんがい音頭と踊りは土地の歴史を伝える音頭と太鼓に合わせて踊りを楽しむ。音頭の文句の中に松坂城建設で重労働を課された人々が「しょうがない」と言って踊ったのが始まりという一節がある。平成15年に同市無形民俗文化財に指定された。

保存会の会員は130人、100社。音頭のCDを4種類作成し、今年の最新CDは「豪商 三井高利繁盛記」「小津安二郎青春記」などを収録している。平成26年から「松阪しょんがい祭り」を始めたが、コロナ禍のため昨年と今年は中止している。

あゆみ展では音頭を取って太鼓をたたく屋台を半分の大きさの模型で再現し、会場中央に設置している。模型は縦1.1メートル、横1.3メートル、高さ1.6メートル。太鼓10個ほどと4種類の衣装を飾り、写真パネル40枚を展示。保存会の音頭と踊りを振り返る写真に加え、映像を視聴できる。

奥村会長は「歴史を振り返り、活動と資料を整理した。文化財としての保存継承に生かしたい」と来場を呼び掛けている。