「卒業しても見に来たい」 伊勢、早修小で桜の苗木植える 三重

【ソメイヨシノの苗木を植える児童ら=伊勢市常磐の早修小学校で】

【伊勢】三重県伊勢市常磐の早修小学校で17日、児童代表と地域住民が、桜の苗木2本を植えた。

同校は明治15年に創立。昭和39年に現在の場所に移転した際、敷地内に桜が植えられた。

道路に面した場所に桜の大樹6本が並び、開花時期は名所として地域に親しまれてきたが、木の老朽が進み、倒木の危険があったため、昨年度に4本を伐採した。地域の風物がなくなり、地元から「さみしい」との声が上がったことから、まちづくり協議会「早修ふるさと未来NAVI」がソメイヨシノの苗2本を学校に寄贈し、植えることにした。

植樹には、児童会役員の5、6年生5人とふるさと未来NAVI役員らが参加し、高さ3メートルほどの苗木を丁寧に植えた。来春には花が見られるという。

児童会長の6年齋藤美羽さん(12)は「入学時に出迎えてくれた桜がなくなりさみしかったけど、また戻ってきてくれたようでうれしい。卒業しても見に来たい」と話した。

ふるさと未来NAVIの川端道夫チーフ(71)は「大切に育て、子どもたちも住民にも桜を楽しんでもらいたい」と話していた。