巡視艇のペーパークラフト 鳥羽海上保安部制作し配布、「しののめ」知って 三重

【巡視艇「しののめ」のペーパークラフトを紹介する藤島次長=鳥羽市の鳥羽海上保安部で】

【鳥羽】鳥羽海上保安部(三重県鳥羽市鳥羽1丁目)は、所属巡視艇「しののめ」を70分の1に縮尺したペーパークラフトを作成した。ホームページ上で無料ダウンロードできるほか、希望者には庁舎でも配布する。

しののめは全長35メートル、幅6.3メートル、総トン数113トンの巡視艇で、同海保では平成8年2月から伊良湖水道航路を行き交う船舶の安全警戒や密漁、密航の取り締まりに当たっている。

ペーパークラフトは実際の設計図面をスキャナーで読み取り、設計支援ツールのCADを使って立体的に図面化した。B4かA3サイズの型紙に印刷し、切り取った17個のパーツを組み上げることで本物そっくりの精巧なクラフトを作ることができるという。

この4月に同海保への配属となった藤島充良次長(63)が企画。技術官として全国で灯台や灯浮標(ブイ)の設計を担当した経験から、より親しみを持ってもらおうと四日市海保勤務時代の4年前に灯台をペーパークラフト化したのが始まりだったという。

藤島さんは「コロナ禍でなければ体験乗船してもらうところ。海の守り神として広く認知できれば」と話す。庁舎での配布希望は事前予約が必要。問い合わせは同交通課=電話0599(25)2303=へ。