「ボトルtoボトル」促進を 県、津市内50カ諸に回収箱 三重

【県が津市内の50カ所に設けるペットボトルの回収ボックス=県庁で】

使用済みペットボトルから新たなペットボトルを作る「ボトルtoボトル」を促進しようと、三重県は22日から来月21日まで、使用済みペットボトルの回収ボックスを津市内の50カ所に設置する。

県によると、ボトルtoボトルには異物や汚れが少ない使用済みペットボトルを原料とする必要があるため、これまで使用済みペットボトルの多くは衣類や食品トレーなど、他の商品にリサイクルされていた。

使用済みペットボトルからペットボトルの原料を製造する工場が西日本で初めて津市雲出鋼管町に完成したことをきっかけに事業を実施。飲料メーカーでつくる全国清涼飲料連合会に約1千万円で委託した。

回収ボックスは高さ約1メートル、幅約40センチ。目立つようオレンジ色とし、他のごみが混ざらないよう投入口を下向きにした。自動販売機の横などに設け、キャップやラベルを外してから捨てるよう呼び掛ける。

県は回収した使用済みペットボトルを他のごみ箱に入ったものと比較するなどし、回収ボックスの効果を調べる。実際に回収した使用済みペットボトルは津市内の工場でペットボトルの原料になるという。

廃棄物・リサイクル課の担当者は「高品質の使用済みペットボトルが新しいペットボトルに生まれ変わるということを事業を通じて多くの人に周知し、分別の意識を高めてもらいたい」と話している。