志摩 温水プール施設存続を 利用者ら、市に署名提出 三重

【プール存続に向けた署名を橋爪市長に渡す助田代表(左)=志摩市役所で】

【志摩】老朽化に伴い解体撤去が検討されている三重県志摩市阿児町鵜方のサンライフあご健康増進センター内温水プール施設の存続を求めて、利用者ら「温水プールの存続を求める会」(助田恵哉代表)の会員らが17日、市役所を訪れ、橋爪政吉市長に8070人分の署名を提出した。

同施設は旧阿児町の施設として平成9年に開設。合併後は市が管理を引き継ぎ、19年度からは指定管理者制度の導入により三幸・スポーツマックス共同事業体が管理運営を続けている。

老朽化に伴い3月議会で解体撤去を前提とした予算案が提出されたが、一部議員から存続を求める意見が出たため、現在は廃止以外の選択肢も視野に現況調査などが続けられている。市によると、令和2年度の延べ年間利用者数は2万6674人だった。

この日は助田代表をはじめ8人が市役所を訪れ、存続に向けた思いを主張。10月17日から今月16日まで市内外で集めた8070人分の署名を橋爪市長に提出した。助田代表は「どうか署名した多くの熱い気持ちを重く受け止め今後とも継続を」と訴えていた。

橋爪市長は「健康増進に効果的と十分理解しているが一方で劣化が進んでいるのも現状。きめ細やかに調査して市民に報告したい」と話していた。