伊勢 猛進、一刀彫のトラ 干支守の箱詰め佳境 三重

【箱詰め作業が続いている壬寅の一刀彫り=伊勢市の神宮司庁第二奉製所で】

【伊勢】来年の干支(えと)である壬寅(みずのえとら)の一刀彫りと干支守(えとまもり)の箱詰め作業が、三重県伊勢市宇治館町の神宮司庁第二奉製所で佳境を迎えている。12月1日から伊勢神宮内宮と外宮、伊雑宮、瀧原宮で授与を始める。

一刀彫りは神宮林のクス材を使用。平成22年の庚寅(かのえとら)からデザインを担当している愛知県岡崎市の彫刻家山下清さん(67)のデザインを基に、伊勢市内外の彫刻家18人が4月から制作を始めた。山下さんは「初春の朝日に勢い盛んに猛進するトラとして表現した」と話す。

大小2種類で、大きな特製(高さ79ミリ、幅42ミリ、長さ193ミリ)は850体、小さな一般(高さ64ミリ、幅33ミリ、長さ155ミリ)は3020体減の1万9880体製作した。奉製所では9月ごろから年末にかけて、職員が一刀彫りとお守りをモミ材の特製木箱に詰める作業を続けている。

干支守は初穂料として特製が1万円、一般3千円で授与。数がなくなり次第受け付けを終了する。