「次の国体開催決めて」 県スポーツ協が知事に要望 三重

【提言書を一見知事(右)に手渡す向井会長=三重県庁で】

三重県スポーツ協会は17日、三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)の中止を受けて、県のスポーツ推進を図る提言書を一見勝之知事に提出し「三期ほど知事をやっていただき、在任期中にぜひ次の国体開催を決めてほしい」と要請した。

提言では、地域におけるスポーツ活動の充実▽学校運動部活動の充実▽競技スポーツの充実▽スポーツ環境整備の充実▽大規模スポーツイベントの誘致―の5項目について要望。策定中の「三重元気プラン」(仮称)にスポーツ推進の方針を明記するよう求めた。

競技スポーツの項目では、県が国体に向けて設置した「競技力向上対策本部」や指導者を育成する「チームみえ・コーチアカデミー」の継続を要請。大規模スポーツイベントの項目では、国体の3巡目を待たずに早期開催に向けて関係団体と調整するよう訴えた。

協会役員ら6人が県庁を訪れ、向井弘光会長が一見知事に提言書を手渡した。向井会長は「長年開催に向けて準備し、楽しみにしてきた国体の中止は競技関係者にとって落胆が大きく、希望が見いだせない。スポーツ推進が停滞しないことを願う」と述べた。

一見知事は「スポーツは人々の心を前向きにする。コロナのせいとはいえ、両大会が中止となったのは断腸の思い」とした上で「代替大会の開催など少しずつ前を向いてもらっている。引き続き全力で支え、次の国体をどうやるかしっかり考える」と述べた。