松阪市 27億円の補正予算案 県初、米価下支えへ コロナ対策で 三重

【補正予算案を発表する竹上市長=松阪市役所で】

三重県の松阪市は16日、27億7800万円増額する令和3年度一般会計補正予算案を発表した。コロナ対策の米価緊急下支え事業を県内で初めて実施する。中山間地での耕作放棄を抑える狙い。24日開会の市議会定例会に提出する。

市税収入は約13億5千万円増。竹上真人市長は増額補正の理由について、個人・法人市民税が「想定していたほどコロナ禍の影響は見られなかった」と説明した。

コロナ関連は5事業、4億2418万円。

「コロナに負けるな!令和3年産米価緊急下支え事業」に2453万円を計上した。米価は飲食業の不振に伴い全国的に前年比で1俵当たり2千―3千円下落している。減収補填(ほてん)制度未加入の農業者約4千人を対象に、1俵当たり500円を穴埋めする。営農意欲の維持と、離農、耕作放棄地の発生防止を図る。

また、ワクチン接種事業に3億6848万円を充て、3回目接種を始める。同市川井町のクラギ文化ホールの集団接種会場は来年4月から、同市船江町の松阪ショッピングセンターマームへ移転する。751万円かけて施設を整備する。