「答志島トロさわら」伊勢神宮に奉納 豊漁や海上安全願い

【1本釣りで漁獲された「答志島トロさわら」を竹かごに載せ、宇治橋を渡る関係者ら=伊勢市の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】三重県鳥羽市の答志島近海で一本釣りで漁獲された「答志島トロさわら」が13日、伊勢市の伊勢神宮内宮に奉納された。

答志島トロさわらは、脂乗りが良くとろけるような味わいが特徴。10―1月に答志島と菅島の市場に水揚げされたサワラの中で、脂肪含有量や重さなど一定の条件を満たしたものだけを認定し、ブランドタグを付けて出荷している。

奉納は鳥羽市や同市観光協会、鳥羽磯部漁協でつくる「鳥羽市・漁業と観光の連携促進協議会」(会長・寺田順三郎観光協会長)が海の恵みに感謝し、豊漁や海上安全を願って平成30年から実施。同協議会によると今季もサワラの脂乗りが良く、約25トンの水揚げを見込んでいるという。

この日は、寺田会長や同漁協の永富洋一組合長ら関係者21人がそろいの法被姿で参列し、トロさわら5匹(計約15キロ)を竹かごに載せて担ぎ、宇治橋を渡って神楽殿に納めた。

寺田会長は「年々、トロさわらが市場でも人気になり、高評価を得ている。たくさんの人に食べに来てもらいたい」と話した。