津 古墳や社寺、史跡巡る 一志地区で歴史ウオーク 語り部会員案内 三重

【順に石室をのぞく参加者ら=津市一志町の小山古墳で】

【津】三重県津市一志町のボランティアガイド団体「一志町歴史語り部の会」の歴史ウオークが12日、同町内であった。市内外から男女32人が参加し、町内に残る古墳や社寺など古代から近世の史跡を会員が案内した。

年1、2回コースを変え町内各地を巡り21回目。参加者は3班に分かれて川合文化会館を拠点に横穴式石室が残る小山古墳、今も御湯神事が続く塩竃神社、徳川家の家紋が本堂の屋根瓦に入った青巌寺など約4キロを巡った。

小山古墳では石室内部に光を当て、上からのぞいて石組みの様子を確認した。ガイドの海野幸子さんは出土品から6世紀初めに築かれたと推察し「当時は石一つ動かせば死者とつながれる場所として親しんでいたのではないか」と解説した。

夫と参加した同町の西山美智子さん(64)は「同じ一志でも地区が違うと知らないところが多い。語り部さんと一緒に歩くのは楽しい」と感想を述べた。