三十三FG中間決算 計上利益9億減の22億円 通期予想は上方修正 三重

【記者会見に臨む堀内取締役=四日市市西新地で】

【四日市】三十三フィナンシャルグループ(FG)は12日、2022年3月期の中間期連結決算を発表した。連結粗利益は前年同期比16億7700万円増の236億900万円、経常利益は9億3900万円減の22億7700万円となった。

三十三銀行単体では、業務粗利益が19億2600万円増の254億5700万円、経常利益が5億2200万円減の47億9600万円。本業のもうけを表すコア業務純益は、経費が合併・システム統合関連費用の増加を主因に28億1100万円増加したことにより、12億1400万円減の28億3300万円となった。

22年3月期通期の業績予想については、三十三FGが経常利益33億円(当初公表比16億円増)、三十三銀行も経常利益56億円、コア業務純益56億円などいずれも当初公表値から上方修正した。

同行本店で記者会見した堀内浩樹取締役は、業務粗利益の増益要因について「法人向けでは金融派生商品(デリバティブ)の伸びが最も大きく、事業承継やM&Aの手数料も伸びた。個人向けの投資信託や保険の販売手数料も好調だった」と強調。

旧三重銀行と旧第三銀行の合併後初めての中間決算となることについては「表面的には減益だが、合併関連費用を除くと前年度比で13億円の増益。コスト負担もあったもののまずまずの決算だった」と所感を述べた。

その上で、今後について「合併によるシナジー効果も出て来ており、コロナ禍での不良債権処理も落ち着いてきている。合併・システム統合関連費用は今年度をピークとし、来年度以降は大幅に減少する見込み」と期待を示した。