参加型予算 県民投票取りやめ 県方針、事業提案募集は継続 三重

三重県は12日の県議会全員協議会で、令和4年度当初予算の編成で、県民参加型予算(みんつく予算)の県民投票を実施しない方針を示した。投票数が少なかったことなどを理由に挙げている。

県によると、県民投票は令和2年度の当初予算編成から実施している県民参加型予算に併せて導入。県民が提案した事業を投票の対象とし、県は投票数が多かった順に予算を配分して事業化していた。

一方、県民投票の総数は令和2年度予算で6505票、3年度予算では4361票にとどまり、庁内外から「少ない票による多数決で事業を決めて良いのか」との指摘が寄せられていたという。

このため、県は「幅広い観点から事業を査定する必要がある」として、県民投票を実施しないことを決めた。県民からの事業提案は従来通り募集し、予算総額もこれまでの約5千万円を維持する方針。

一見勝之知事はこの日の全協で「県民代表の議会による指導や指摘で(県民提案の事業を)チェックしてもらいたい」としつつ「やはり直接(県民投票)が良いということなら、そうしたい」と述べた。