相可高に「結びの神」贈呈 太田さん、調理クラブに米40キロ 三重

【結びの神を生徒に贈る太田さん(前左)=多気町相可の相可高校で】

【多気郡】三重県特産米「結びの神」を生産している「スズカトラクター」(鈴鹿市安塚町)の太田翔さんは9日、多気町相可の相可高校で同校調理クラブに収穫した40キロを贈呈した。すし米としてPRし、生徒らは返礼にすしを握った。

結びの神は県農業研究所が県の気候に適したわせ品種として開発した。市場に出すには、①生産者の「みえの安心食材」認証②農作物検査規格一等格付け③玄米タンパク含有量が6・8%以下―の基準を達成しなければならない。

太田さんは9年前から取り入れ、化学肥料や農薬を抑え栽培している。取り引き先は飲食店やホテル、結婚式場など100件近くある。

寄贈式で太田さんは「結びの神は丈夫で倒れにくい。どんな料理にも合う。冷めてからもおいしい。日本中、世界中へ、一緒に広めていきたい」と呼び掛けた。

同校食物調理科の西岡宏起教諭は「生徒がいろんな人のおかげで成長できる。たくさんの人を結んでくれるお米」と感謝。

同校で教えているすし職人の松田春喜さんは「結びの神は粒が大きく、握って空気が入り、シャリに合う」と話した。

米が入った袋を受け取った生徒は「まごの店で使わせていただいてから、ご飯がおいしいという声を聞く。おかわりの数も増えている」と喜んだ。早速、すしを握って太田さん夫妻に振る舞った。