三重県議会予決常任委 「三重テラス」存続に前向き 知事「東京で発信重要」

【一般会計歳入歳出決算などへの総括質疑=三重県議会議事堂で】

三重県議会予算決算常任委員会は10日、令和2年度の決算認定議案に対する総括質疑を実施し、10人が登壇した。一見勝之知事は来年度末に更新期限を迎える首都圏営業拠点「三重テラス」(東京・日本橋)の存続に前向きな姿勢を示した。三谷哲央委員への答弁。

県によると、平成25年9月に開業した三重テラスは5年ごとに契約を更新しており、来年度末に期限を迎える。県が5月に示した昨年度の実績では、4つの成果指標のうち3つで目標値を下回っていた。

三谷委員は「そろそろ一度立ち止まって三重テラスの在り方考えるべき時期が来ている。毎年1億2千万前後の県費を投じているので役割をきちんと精査すべき」と指摘。一見知事の考えを尋ねた。

一見知事は「東京にいたときに三重テラスを何度も訪れた」とした上で「費用対効果は検証していかなければならないが、三重県の魅力を発信する場所が大消費地にあるのは重要」との見解を示した。

舘直人委員は、中止になった三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)に予算を割いてきた成果について質問。「県として競技力の向上の取り組みをどのように評価していくのか」と尋ねた。

辻日出夫国体・全国障害者スポーツ大会局長は「競技団体が一生懸命取り組んでくれたので男女総合順位が上がった。皆さんの努力を無駄にしたくないので、これからも取り組みたい」と述べた。

稲森稔尚委員はコロナ禍で保健所職員の時間外労働が増加していることを問題視し、県に体制の見直しを求めた。一見知事は「第6波に備えて、誰を派遣するかを事前に指名する準備をしている」と説明した。