県高校駅伝14日号砲 選手層厚い伊賀白鳳 四工樹立の県記録更新狙う 三重

【男子の部で3年ぶりの優勝を目指して走る伊賀白鳳の選手ら】

男子第72回・女子第36回三重県高校駅伝競走大会は14日、松阪市久保町の三重高校正門前を発着点に行われ、男女優勝校が12月26日に京都市に行われる全国高校駅伝に出場する。厚い選手層を武器に2018年以来3年ぶりの男子の部優勝を目指す伊賀白鳳は歴代の先輩たちを超える記録も目指して走る。

選手層の厚みは県内で群を抜く。今季5000メートル14分台の記録を持つ選手は県高校駅伝の登録メンバー上限(10人)を超える11人。10月下旬の東海大記録会では今季県内高校生トップとなる14分0秒16の自己ベストを出した3年生の松本颯真を筆頭にほぼ全員が自己記録を更新した。

10月の県高校新人大会5000メートルを制した2年生の島子公佑が14分2秒73、同じく2年生の倉本晃羽が14分9秒26と14分1ケタ台の好記録で続くなど下級生の突き上げも激しい。主将の水谷柊斗は「チームの底上げが高いレベルでできていて活気のある練習ができている」と話す。

高速化する駅伝に対応するため数年前からチームを挙げてスピードの強化に取り組んでいる。松本は3000メートル、1500メートルでも今季県内トップの記録を持ち、6月のU20選手権で全国3位入賞。昨年の県高校駅伝で1年ながら7区間中最長の10キロを担当した倉本も1500メートルの記録を3分53秒04にまで上げ、レース終盤のスピードの持久力がついてきた。

県高校駅伝は過去2年間、四日市工に次ぐ2位で終え、2019年の都大路では先輩らが樹立した県記録の更新も許した。水谷は「まずは全国を目指してしっかり勝ちきることが目標だが四日市工が全国で出した県記録の更新目指して走りたい」と意気込む。

男子(7区間=42・195キロ)は25校、女子(5区間=21・0975キロ)は16校がエントリー。男女優勝校が全国高校駅伝(12月26日・たけびしスタジアム京都発着)、男女上位6校が東海高校駅伝(今月28日・三重高校前発着)に出場する。男子は3年ぶりの優勝を目指す伊賀白鳳を2大会連続優勝中の四日市工や5000メートル14分20秒台のエース島田晃希を擁する高田などが追う。女子は今月の東海高校新人1500メートル優勝の2年生エース澤井風月のいる宇治山田商を中心に大会2連覇に挑む津商、昨年の1区区間賞の3年生森田日世莉らのいる桑名も含めた混戦が予想される。