鈴鹿 「ほたる橋」が完成 水中生物などの観察に 三重

【このほど完成した「ほたる橋」=鈴鹿市西庄内町の鈴鹿ほたるの里で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市西庄内町の「鈴鹿ほたるの里」にこのほど、水中生物などが観察できる「ほたる橋」が完成した。無料で散策できる(ホタル観賞期間除く)。

完成した橋の大きさは幅約3メートル、長さ7メートル。庄内地区地域づくり協議会(大石徹也会長)が、今年度の「みえ森と緑の県民税市町交付金」を活用し、町内産のヒノキで作った。

ほたるの里は敷地約3万平方メートルで、八島川の川沿いと周辺の水路にホタルの観賞ルートを設置。約20年前から地域住民が草刈りや看板設置など、環境整備に取り組んでいる。

ホタル以外にも川魚やホタルの餌となるカワニナなど多様な生物が生息しており、「多くの人に八島川水系の生態をもっと身近に感じてもらい、自然環境保全の意識につなげたい」と生物を保護しつつ観賞、観察できる橋の設置を決めた。

併せて橋の周辺も整備。川幅を広げて水深を浅くするなど、橋の下からも観察しやすいように配慮した。

大石会長(77)は「自然観察を通じて環境に興味を持つきっかけになれば」と話していた。