百五銀、増収増益 4―9月の連結決算 三重

【中間期決算を発表する杉浦取締役=津市丸之内で】

【津】百五銀行(本店・三重県津市岩田)は9日、令和3年度中間期(4―9月)の連結決算を発表した。経常収益は前年同期比1・6%増の449億100万円、純利益は14・7%増の68億3300万円で、増収増益となった。

同行単体では、経常収益が0・6%減の370億1100万円。株式の売買益が大きかった前期の反動で減収となった。純利益は貸出金利息の増加で資金利益が増加したことなどから、21・3%増の69億8400万円だった。

本業のもうけを示すコア業務純益は27億9600万円増の102億3400万円。資金利益の増加に加え、投資信託手数料や住宅ローンの取り扱い手数料が増加したことが主な要因としている。

同行は上期が上振れたことを踏まえ、令和3年度通期の連結業績予想を上方修正。5月に示した当初予想から、経常利益を22億円増の187億円、純利益を17億円増の130億円とした。純利益は平成27年度に次ぐ過去2番目の利益水準となる見込み。年間配当金も前期比1円増の11円に引き上げた。

杉浦雅和取締役らが津市丸之内の同行丸之内本部棟で記者会見した。同行はコロナ禍の影響を受ける宿泊業や飲食業について「貸出金は昨年度に大きく伸びたので手元の資金が潤沢になり、上期は伸びなかった。業績は他の業種と比べて厳しい状況」と説明した。