「おぎゃー献金」300万円贈呈 障害児施設運営 津の三重済美学院に

【立松理事長(左)に目録を手渡す森川氏=津市桜橋の県医師会館で】

【津】心身障害児のため全国の産婦人科医や妊産婦から寄せられた「おぎゃー献金」の令和元年度の三重県内分贈呈式が7日、津市桜橋の県医師会館であり、伊勢市で知的障害児者の入所施設などを運営する三重済美学院(立松浩明理事長)に300万円が贈られた。

同献金は昭和38年に始まり、日本産婦人科医会が運営する日母おぎゃー献金基金が毎年都道府県が推薦した施設や研究機関から贈呈先を決定している。

本県は令和元年度に41施設から寄せられた227万4930円を県産婦人科医会(紀平正道会長、会員219人)を通じ献金。同学院の講堂改修工事を推薦し選ばれた。コロナ禍で贈呈式のみ1年半延期したため改修工事は完了している。

贈呈式では同基金評議員の森川文博氏(66)から立松理事長(57)に目録が手渡された。同施設は知的障害のある小学生―成人約200人が入通所しており立松理事長は「児童の遊び場としての活用やコロナ禍でワクチン接種の会場にもなり本当にありがたい」と謝辞した。

同医会によると令和2年度は38施設から寄せられた計219万8219円を献金し施設の推薦はしていない。森川氏は「出生数の減少と共に献金額も減っている。いま一度献金の趣旨を思い出し寄付をお願いしたい」と述べた。