亀山 木工や森林散策楽しむ 「木育祭」に家族連れら500人 三重

【建築に携わる職人らの指導で「マルシェコンテナ」を組立てる子どもら=亀山市加太中在家の「かぶとの森テラス」で】

【亀山】三重県亀山市加太中在家の木造建築・製材業「三栄林産」(坂英哉社長)は6、7日の両日、同社が運営するキャンプ施設「かぶとの森テラス」(同市加太中在家)で設立50周年記念イベント「木育祭」を開催し、家族連れら約500人の市民らが訪れた。

イベントは、多くの人に自然の森林の中で、木に触れ親しんでもらうのが狙い。訪れた人らは、建築に携わる大工や建具職人らの指導で、屋外で野菜などを陳列する棚「マルシェコンテナ」の組立て、丸太をノコギリで切る「コースター作り」など地元産スギとヒノキを使った木工体験のほか、まき割りや森林を散策して実際の山の現状に触れる「山見学」など楽しんだ。

両親と3人で訪れた、千種結衣さん(9つ)=四日市市室山町=は「楽しかった。木工体験では『ブックスタンド』を作った」、坂社長(51)は「多くの人にイベントを通じて加太を知ってもらえた。今後も、三重の木を様々な手法で発信します」と会場内を見守っていた。

同社は、山に囲まれた加太地区を、広葉樹と針葉樹の森、野生動物が暮らせる森、山水を飲料水として活用するなど未来に向けた、理想の地域コミュニティ「かぶと」集落の構想を描いている。