衛藤選手の功績ねぎらう 陸上男子走り高跳び、鈴鹿で記念セレモニー

【東京五輪の写真パネルを贈られた衛藤昂選手=AGF鈴鹿陸上競技場で】

陸上競技男子走り高跳びの東京オリンピック代表の衛藤昂選手(30)=味の素AGF=の功績をねぎらうセレモニーが6日、出身地で活動拠点の三重県鈴鹿市であった。東京五輪を競技人生の集大成として、第一線から退く意向を示しており、「いろいろな人のおかげで幸せな競技人生を送らせてもらった」と周囲の支えに感謝した。

鈴鹿市立白子中から本格的に走り高跳びを始め、鈴鹿高専3年時の全国高校総体(インターハイ)で3位、大分国体で優勝して頭角を現した。筑波大大学院に通った平成25年からの2年間を除き、競技生活のほとんどを鈴鹿市で送り、同市から世界選手権3度、オリンピックは平成28年のリオ大会から2大会連続の代表入りを果たした。

セレモニーは鈴鹿市陸上競技協会が企画・運営。衛藤選手の練習拠点でもある鈴鹿市桜島町のAGF鈴鹿陸上競技場が会場の鈴鹿カーニバル大会後行われ、競技会に参加した小・中学生らの前で衛藤選手と弟で今年度県選手権優勝の勝田将選手による模範試技もあった。2メートル20を2度失敗して試技を終えた衛藤選手がマットの上で一礼すると場内から拍手が起きた。

これからは社業とともに、跳躍種目の発展を目的とした陸上大会の運営に専念するという。大会では自身も模範試技を披露する予定で「今後は跳躍界に貢献するため跳べる間跳び続けたい」と話した。

【鈴鹿市陸協理事長の舩越一彦・鈴鹿高専監督(手前)ら中学時代からの歴代指導者に花束を贈った衛藤昂選手=鈴鹿市内で】