花のギフト作って贈ろう 津の花店「ジュダンセ」営業形態変え再スタート

【新たな取り組みで再スタートした井ノ口さん(左端)=津市高野尾町の「ジュダンセ」で】

【津】昨年末で閉店した三重県津市の花店「ジュダンセ」が、同市高野尾町で新たな取り組みを始めた。贈る相手や好みの花などを事前に相談し、代表の井ノ口貢さん(61)に教わりながら作るオリジナルのフラワーギフトを提案している。

井ノ口さんは昭和63年から約32年、津駅西口近くで同店を営業してきた。頸椎(けいつい)症による足腰のしびれや痛みでこれまで通りの営業形態が難しくなったところに新型コロナウイルスの影響が重なり、昨年末惜しまれながら閉店した。

現在も通院を続ける中、長年の顧客からの要望もあり自身の実家を模様替え。贈る相手や目的、花の種類や色、予算などを事前に打ち合わせし、井ノ口さんのアドバイスを受けながら花束やアレンジメントを制作する工房として先月中旬から再スタートしている。

旧店で開いていた花の教室も再開。10年以上通っていた奥田恵美さんは「残念に思っていたので再開されうれしい」と喜び、藤田慶子さんはオリジナルのギフトについて「相手を思い浮かべながら作るので心がこもる」と話す。

1週間前までの予約があれば従来の花ギフトも受け付けるほか、12月末まで材料費込み2千円の初回体験コースを実施する。井ノ口さんは「これまでやってきたことを生かし新たな花の需要を掘り起こしたい」と話している。

問い合わせは井ノ口さん=電話090(2689)4465(午前9時―午後7時)=へ。