無料PCR検査申し込み者のメアド伏せず一斉送信 三重県

三重県は5日、新型コロナウイルスの無料PCR検査を申し込んだ県民に、送信先のアドレスが全て閲覧できる状態で一斉メールを送信したと発表した。「アドレス以外に流出した情報はない」としている。

県によると、作業を誤ったのは、県から事業を受託した名鉄観光サービス津支店(津市栄町3丁目)。同社の担当者が22日、受信者が互いのアドレスを閲覧できる設定で3人に一斉メールを送った。

担当者が送信後に確認して誤りに気付いて23日に3人に謝罪したが、24日も別の担当者が同じミスで六人に電子メールを送信した。県は26日に同社からの連絡を受けて事態を把握した。

設定を過って送信した電子メールは、県が実施する無料PCR検査を申し込んだ県民に、生年月日や保護者の同意などについて確認する内容だった。宛名などの個人情報は記入していなかったという。

事業者は県の聞き取りに「担当者のミスだった」と説明したというが、県は詳細な原因を聞き取っていない。県の情報分析・検査プロジェクトチームは「個人情報の適切な管理を徹底させる」としている。