「中小企業への強力な支援を」 商議所連合、県に要望書

【一見知事(手前)に要望書を手渡す種橋会長=県庁で】

三重県商工会議所連合会は5日、令和4年度の予算編成に向けた要望書を県に提出した。「地域経済を支える中小企業は厳しい経営状況にある」とし、事業継続への支援や大胆な消費喚起策などを求めた。

要望書は「度重なる営業時短要請や移動自粛によって、サービス産業の経営状況は厳しい。感染拡大防止と社会経済活動の両立に向け、ワクチン接種の着実な実施やきめ細かな支援策が必要」と指摘した。

その上で、変異株の拡大を見据えてワクチン接種の体制を強化し、中小企業の共同接種も支援するよう要請。中小企業の資金繰りや競争力強化、雇用の継続などに対する支援の充実も求めた。

また、感染拡大の打撃を受けた飲食や観光などの大胆な消費喚起策を展開するよう要請。市町が発行するプレミアム商品券への支援やインバウンド(外国人観光客)の回復を見据えた準備などを求めた。

このほか、DX(デジタル・トランスフォーメーション)やカーボンニュートラル(脱炭素)に向けて取り組む事業者への支援も要望。防災減災対策の推進やリニア中央新幹線の早期全線開通なども求めた。

この日、種橋潤治会長らが県庁を訪れ、一見勝之知事に要望書を手渡した。種橋会長は「事業継続に希望を持てるようにすることが、喫緊の課題。中小企業への強力な支援をお願いしたい」と述べた。