10月県内景気動向 大企業改善、中小は悪化 帝国DB調査 三重

帝国データバンク津支店が4日に発表した10月の三重県内景気動向調査結果によると、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を差し引いた景気DIは前月比0・6ポイント増の39・7となったものの、2カ月連続で40を下回った。

全国順位は前月から7つ下がって35位で、前年同月(34位)も下回った。東海4県では3番目となった。

規模別でみると、大企業が前月と比べて9・3ポイント増の48・9と大幅に改善した一方、中小企業は0・6ポイント減の38・4と悪化。大企業と中小企業の規模間格差は10・5となり、前月から9・9ポイント拡大した。

業界別では、前月と比較可能な7業界のうち6業界で改善。卸売業は1・4ポイント増の40・7で2カ月ぶりに40台に回復した。一方、製造業は2・0ポイント減の39・0で、5カ月ぶりに40を下回った。

同支店は「半導体不足などで自動車業界など製造業が精彩を欠いている」と説明。「緊急事態宣言解除による企業マインドや人流の改善がみられるが、各業界とも慎重な姿勢である」との見通しを示した。