「国民の声、反映されない」 衆院選 最低投票率に知事懸念 三重

一見勝之三重県知事は4日の定例記者会見で、31日に投開票された衆院選の県内投票率が過去最低の56・17%だったことについて「投票率が低いと、政治に対する国民の声が正確に反映されなくなる」と述べた。

一見知事は県内投票率について「全国平均の55・93%は上回ったが、非常に残念」とした上で「政治に反映する声が一部の人だけになりかねない意味では、多くの人に投票してもらいたい」との認識を示した。

一方で「若い人が選挙に行こうという自発的な行動をしている。商品の割引や有名人が呼び掛けるテレビCMなどが大きな動きになったと思っている。これからは上がっていくことを期待したい」と述べた。

衆院選の結果については「改革を主張した党が得票したと言われるが、本当かは分からない。いつの時代も与党に批判があるが、批判が向かう先がどの党になったのか、ということかもしれない」と語った。

その上で「野党の連合が一定は小選挙区で効果を発揮したところもあるが、比例区では発揮していないところもある。どういった主張の政党が望ましいのかということが、結果に出たと思う」と述べた。

県内の当選者には「国政で活躍し、県の声を伝えてもらいたい。まずはコロナを抑えてもらいたい」と述べた。岸田政権の補正予算には「地方こそ主役が実現するような作り方を期待する」と述べた。