ワクチン3回目、来月開始 県が準備 市町、今月から接種券発送 三重

【定例記者会見で、ワクチン接種の見通しを発表する一見知事=三重県庁で】

一見勝之三重県知事は4日の定例記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を県内で12月に始める方向で準備を進めていることを明らかにした。早期に2回目接種を終えた人を優先して接種する。

県によると、12月と1月の3回目接種用として、計6万4350回分のファイザー社製ワクチンが月内に県内の市町に届く見通し。市町は今月から2回目接種を終えた人に接種券を発送する。

厚労省の専門分科会による議論を踏まえ、2回目接種から8カ月が経過した人を接種の対象とする方針。12月1日時点で約4200人、1月31日時点で約6万3千人が3回目接種の対象となる。

県内では、73・1%の県民が3日までに2回目接種を終えた。年代別の接種率は65歳以上が93・06%に上る一方、12―19歳は57・74%、20代は64・82%など、若年層は低位にとどまっている。

一見知事は会見で「11月中には県内でも希望する人への2回目接種は完了する」との見通しを示した上で「接種から8カ月がたつと、抗体が減ってしまう」とし、3回目の接種を呼び掛けた。

若年層の接種率が低い理由については「よく分からないところだが、感染しても症状が軽いと思っている人が多いことも原因ではないか」などと述べ、学校を通じた情報提供に努める考えを示した。