紀北町長に尾上氏 新人の宮地氏破り4選 三重

【万歳をする尾上氏(左)と妻の孝代さん=紀北町相賀の選挙事務所前で】

【北牟婁郡】任期満了(11月12日)に伴う三重県の紀北町長選は31日、投開票された。平成25年以来8年ぶりの選挙戦は、現職の尾上壽一氏(67)=相賀=が、新人の宮地忍氏(69)=三浦=との一騎打ちを僅差で制し、4選を果たした。

午後9時半ごろ、同町相賀の選挙事務所に当選確実の一報が入ると、集まった約120人の支援者らからは拍手が巻き起こった。

尾上氏は支援者らに「ありがとうございます」と感謝を伝え、「町民の命と健康、暮らしを守るため、新型コロナによって落ち込んだ町の活力を上げていきたい。4年間、誠心誠意、力いっぱい務めていく」と抱負を語った。選挙戦では、道路や港湾の整備、健康施策などに力を入れるとして、支持を呼び掛けた。

一方、敗れた宮地氏は、地域経済の活性化を図るため町役場に起業課を設置することや、町職員と住民が一体となって防災対策に取り組むことなどを訴えたが、及ばなかった。

投票率は69・58%で、前々回の72・95%を3・37ポイント下回った。当日有権者数は1万3196人(男6131人、女7065人)。