衆院選 自民3、立民1 田村、川崎、岡田、鈴木氏が当確 三重選挙区

【タイを手に当選を喜ぶ鈴木氏=伊勢市の選挙事務所で】

第49回衆院選は31日、三重県内の871カ所で投票され、午後8時から開票作業が始まった。県内の小選挙区では、自民前職が1区、自民新人が2区と4区、立憲前職が3区で当選した。自民と野党が2議席ずつだった前回選挙から、自民が躍進した。

1区では、自民前職で前厚労相の田村憲久氏が9選を果たし、立憲元職で元津市長の松田直久氏とNHK党新人の山田いずみ氏を破った。松田氏は比例区での復活当選に望みを託す。

接戦のまま投開票を迎えた2区では、今期で引退した川崎二郎氏の長男で自民新人の秀人氏が、元文科相で9選を目指す立憲前職の中川正春氏に僅差で勝利した。中川氏は比例復活が確実となった。

3区は立憲前職で元副総理の岡田克也氏が自民新人で前菰野町長の石原正敬氏との一騎打ちを制した。岡田氏は強固な地盤を守り抜き、11回目の当選を果たした。石原氏は比例復活が確実となった。

4区は自民新人で前知事の鈴木英敬氏が、立憲新人の坊農秀治氏と共産新人の中川民英氏による三つどもえを制した。大差を付けられた坊農、中川両氏の比例復活は厳しい情勢となっている。

衆院選は約4年ぶり。コロナ禍では初めての大型国政選挙となった。県内では自民が比例復活を含めて野党に対する優位を維持できるか、野党が2議席からの巻き返しを図れるかが焦点となっていた。