大戦の悲惨さ語り継ぐ 戦没者追悼式で亀山市長 三重

【式辞を述べる櫻井市長=亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで】

【亀山】三重県の亀山市と市遺族会(河村友信会長、会員364人)は29日、同市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで、本年度の「亀山市戦没者追悼式」を開き、櫻井義之市長や中﨑孝彦市議会議長、同会10地区の役員20人ら計24人が参列した。

櫻井市長は式辞で、「終戦から76年の年月が過ぎ、苦難に満ちた往時の思いを巡らせば、いまなお深い悲しみが胸に迫る」とし、「先の大戦の悲惨さと教訓を風化させることなく、未来を生きる次世代へと語り継ぐことは、わたしたちに課せられた大きな責務」と語った。

遺族会を代表し河村会長(82)は「76年も平和が続いている日本の国に満足するのではなく、戦没死された人たちに顔向けできる世の中になったのかを、いま一度胸に手を当て深く反省する必要がある」「ご英霊の皆さまに感謝と哀悼の誠を捧げ、平和への決意を新たにする」と追悼の言葉を述べた。

櫻井市長、河村会長ら参列者は順次、キクの花などで飾られた祭壇の戦没者之碑に献花した。