鈴鹿 特殊災害備え合同訓練 緊急消防救助隊の県隊 三重

【大規模災害での特殊災害に備えた放水訓練=鈴鹿市石薬師町の県消防学校で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市石薬師町の県消防学校で28、29日、四日市消防署と鈴鹿市中央消防署によるエネルギー・産業基盤災害即応部隊「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」の合同訓練があり、大容量送水ポンプ車と大型放水砲搭載ホース延長車の取り扱いを訓練した。

同隊は平成26年に発足。大規模災害時などにコンビナート施設の火災など特殊災害の対応に特化し、緊急消防救助隊の三重県隊として、他県への支援に行く。出動実績はまだ無い。現在は全国に12隊ある。

訓練は県隊として円滑に活動できるよう、技術の向上や両市の連携を図ることを目的に、今年で4回目。2日間で計52人が参加し、通常より2・5倍太いホースを車両で移動しながら延長したり、1分間で最大8千リットル放水できる車両からの放水状態を確認。ホースの中継方法や水圧を変えるなどして、目標放水量6千リットルを超える、7400リットルの放水に成功した。

四日市北消防署北部分署の山本則幸分署長は「いざという時に、県隊として現地で災害対応がスムーズにできるよう備えたい」と話していた。