奨学金返還支援で寄付 県、サイネックスに感謝状 三重

【三重県関西事務所の岩本弘一所長(左)から感謝状を受け取る村田社長=大阪市天王寺区のサイネックス本社で】

「三重県地域と若者の未来を拓く学生奨学金返還支援事業」への寄付により若者の県内定着へ貢献したとして、県は27日、岩本弘一関西事務所長らが大阪市天王寺区の「サイネックス」(村田吉優社長)を訪れ、村田社長に感謝状を贈呈した。

同事業は、若者の県内定着を促進するため、平成28年度から、過疎地域など指定地域への居住などを条件に大学在学中に借りた奨学金返還額の一部を助成するもの。事業開始以降、県内外の企業14社から計985万円の寄付を受け、5年間で84人の支援対象者を認定している。サイネックスは令和2年度―5年度分計80万円を寄付した。

村田社長は「奨学金助成もさることながら、県内に学生を引き留めるためには産業の活性化が重要。若者が定着する街には教育機関と産業がある」とし、県内企業の上場促進や公立大学の設営などにも話が及んだ。

岩本所長は「本年度から指定地域を過疎地域から県内全域へ拡大している。若者の定着のため、引き続きのご支援を」と話した。