サッカー ヴィアティン三重レディース なでしこL入りに挑む 2部入替戦

【「地域に溶け込み、職場に居場所を見つける選手になること」がヴィアティン三重レディースの森監督の考え。選手たちはフルタイムで働いた後、限られた時間で集中して練習を行う=四日市市内で】

女子サッカー・プレナスなでしこリーグ2部入替戦が30日から11月14日まで三重県伊賀市の上野運動公園競技場などで開かれる。9月の予選大会を勝ち抜いた地域リーグの3チームと、今季なでしこリーグ2部8位の岡山湯郷Belleが1回戦総当たりし、上位3チームが来季なでしこリーグ2部で戦う。県内からは予選大会を3位通過したヴィアティン三重レディースが初出場。今季1部で優勝した伊賀FCくノ一三重に続く県内2チーム目のなでしこリーグ入りを目指す。

ヴィアティン三重レディースは、現在日本フットボールリーグ(JFL)でプレーする男子チームとともに2012年に発足した。県女子リーグからスタートし、18年に東海女子リーグ2部に初参戦。19年から同リーグ1部で戦っている。今年なでしこリーグ2部への加盟申請を行い、加盟相当と認められて入替戦予選大会出場を果たした。

高校・大学年代の男子チームの指導のほか、当時なでしこ1部の岡山湯郷を率いた経験も持つ森周三氏を17年から監督に据えてなでしこリーグ参入後も見据えたチーム作りが本格化。今季は、ASハリマアルビオンから移籍した山口紗矢、バニーズ京都SCから移籍した清水紀良里らなでしこリーグ経験者を含む総勢28人で紅白戦が可能に。持ち味のスピードを森監督に買われ、DFからFWに転向した山口は予選大会3試合でチーム一の2ゴールをマークした。

入れ替え戦では31日の初戦で岡山湯郷、11月6日の2試合目で予選大会1位のディアヴォロッソ広島、14日の最終戦で同2位のSEISA OSAレイア湘南FC(神奈川)に挑む。予選大会3位のヴィアティン三重にとっていずれの相手も格上だ。悲願のなでしこリーグ入りへ「まず勝ち点3を取ること」と話す森監督は「どのチームも1試合目で勝ち点を取ろうとやってくる。気圧されることなく、しっかり構えて戦いたい」と話している。