県が異動、コロナ対応強化 田中氏はCDO専任に 三重

【定例記者会見で、組織改編と人事異動を発表する一見知事=三重県庁で】

一見勝之三重県知事は27日の定例記者会見で、総勢62人の11月1日付人事異動を発表した。新型コロナウイルス対策本部や保健所の増員に加え、医療保健部の組織改編によってコロナ対応を強化する。

また、最高デジタル責任者(CDO)の田中淳一氏(45)が兼務するデジタル社会推進局長を10月31日付で解くことも明らかにした。局長には、国体・全国障害者スポーツ大会局の三宅恒之副局長(57)を充てる。

県によると、新型コロナの対策本部で15人、保健所で4人を増員。医療保健部に次長を設け、渡邉和洋感染症対策課長を充てる。みえ元気プラン(仮称)の策定に向け、戦略企画部で1人を増員する。

組織改編では、感染症対策課の患者情報班と情報分析班を、それぞれプロジェクトチーム(PT)に格上げする。入院・療養調整PTは、医療体制整備・調整PTと宿泊・自宅療養PTに分割する。

増員に必要な職員は、三重とこわか国体・とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)の中止を受けて規模を縮小する国体・全国障害者スポーツ大会局や、11月1日付で廃止する行幸啓課から確保する。

一見知事は会見で、新型コロナの第6波に備えて年度途中の人事異動と組織改編に踏み切ったと説明。田中氏の兼務を外した理由については「これまで以上に知見や経験を生かしてもらうため」と語った。