衆院選 三重選挙区・終盤情勢 2区、前職と新人接戦

本紙は衆院選の世論調査に取材を加味し、県内小選挙区の情勢を展望した。1区と4区は共に自民の前職と新人が、3区は立憲の前職が、それぞれ優勢。2区は立憲前職と自民新人の接戦となっている。ただ、投票する候補者を決めていない有権者も多く、情勢は流動的だ。

■1区■

松田 直久(67)立元
田村 憲久(56)自前
山田いずみ(35)N新

田村氏が自公を中心に幅広い層からの支持を集め、優位に進める展開。松田氏は野党の支持層を中心に取り込むが、田村氏に大きく引き離されて厳しい情勢。山田氏は知名度不足などから苦しい戦い。

■2区■

中川 正春(71)立前
川崎 秀人(39)自新

川崎氏は自公の支持層に加えて無党派層にも浸透し、若年層の取り込みなどによって逃げ切りを図る。追い上げる中川氏は立憲の支持層を中心に固めつつ、労組や共産への支持拡大にも懸命。

■3区■

岡田 克也(68)立前
石原 正敬(49)自新

岡田氏は候補者支援で地元を多く離れつつも、幅広い層からの支持を受けて優位を保つ。石原氏は公明票の取り込みを図るなど票の上積みに懸命だが、岡田氏の圧倒的な地盤を前に厳しい戦い。

■4区■

中川 民英(54)共新
坊農 秀治(49)立新
鈴木 英敬(47)自新

鈴木氏が圧倒的な知名度を背景に坊農、中川両氏を大きく引き離し、安倍晋三元首相ら大物の支援も受けて盤石に展開。坊農氏は地元県議を頼りに奔走し、中川氏は反自民票の取り込みに懸命。