生涯現役で職場づくり 津で社労士が人事向け講演 三重

【講演する高原氏=津市栄町の県勤労者福祉会館で】

【津】高齢・障害・求職者雇用支援機構三重支部は26日、津市栄町の勤労者福祉会館で「生涯現役社会の実現に向けた地域ワークショップ」を開いた。講演や先進事例の発表などがあり、県内企業の人事担当者ら約50人が出席した。

10月の高齢者就業支援月間に合わせ働きやすい職場づくりの参考にしてもらおうと年1回開催している。

基調講演では三重働き方改革推進支援センターの登録専門家で社会保険労務士の高原祥子氏が「人生百年時代の働きがいある職場づくり」と題して話した。

高原氏は今年4月に改正された高年齢者雇用安定法で70歳までの就業機会確保の努力義務が設けられたことを挙げ「多様な選択肢の中で成果を出せる仕組みを企業が作ることが必要」と指摘。「シニア層の強みを生かすことは会社にも意味がある。働きやすい職場は人材が確保でき経営も安定する」と述べた。

事例発表では本年度の「高齢者活躍企業コンテスト」で厚生労働大臣表彰優秀賞を受賞した津市の介護事業「アールビーサポート」が、多様な勤務形態や身体負荷を軽減するアシストスーツの導入などの取り組みを紹介した。