松阪 「しょんがい」保存50年 来月19日から「あゆみ展」 三重

【復元屋台の設計図やパンフレット、入会案内を示す保存会メンバー=松阪市役所で】

【松阪】三重県の「松阪しょんがい音頭と踊り保存会」(奥村義治会長)は11月19日から、同市外五曲町の同市文化財センター第一ギャラリーで保存会の「50年のあゆみ展」を開く。会期は同21日まで。入場無料。

しょんがい音頭と踊りは土地の歴史を伝える音頭と太鼓に合わせ踊りを楽しむ。音頭の文句の中に松坂城建設で重労働を課された人々が「しょうがない」といって踊ったのが始まりという一節がある。平成15年に同市無形民俗文化財に指定された。

保存会の会員は130人、百社。音頭のCDを4種類作成し、今年の最新CDは「豪商 三井高利繁盛記」「小津安二郎青春記」などを収録している。平成26年から「松阪しょんがい祭り」を始めたが、コロナ禍のため昨年と今年は中止している。

あゆみ展では音頭を取り太鼓をたたく屋台を半分の大きさの模型で再現し、会場中央に設置。模型は縦1・1メートル、横1・3メートル、高さ1・6メートル。太鼓10個ほどと4種類の衣装を飾り、写真パネル40枚を展示する。保存会の音頭と踊りを振り返る映像を視聴できる。

坂上道子事務局長は「50年前の最初から活動してきた。いっぱいあった資料を整理した。保存継承に生かしたい」と来場を呼び掛けている。